蒲郡地区の特徴的植物である橘(タチバナ)は、竹島の八百富神社の社殿前に1本あります。 この橘は古来、その香りのよさから我が国民に愛好され、詩歌にも多く歌われ ています。 その上、蒲郡地方は同種の蜜柑栽培が盛んで、この地方の特産物になっています。 そこで、本校初代校長の藤井幸夫先生は、この橘を校章にしようと、愛知 工業高校の居松 鴨先生に、図案化を依頼されました。 居松先生は「花の部分は6角形をしていて、その角は比較的鋭い。これは、”知性”や”勇気”を象徴したものであり、 花の部分は一見”東”という字に見えます。これは、”蒲郡東”という校名にちなんだわけです。また花の部分は車輪のようにも見えます。これは”活動性”や”進歩性”を 表します。」という思いを込めて図案を考案されたそうです。 ついでに、これが県の教育委員会に提出され許可を得て、本校の校章になった次第です。 校章の象徴する知性と勇気を蒲郡東高校の3年間で大いに育んで、将来の飛躍への基礎として貰いたいです。(初代校長 藤井先生の文章に基づく)
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